調査の結果によっては地盤改良を行うことになるのですが、
何だかババを引いたような気持ちになり、少しでも安価な工法で抑えたいという気持ちになるものです。
しかし、地盤改良を安易に考えては非常に危険です。
従来の柱状改良では、セメントを流し込み、地中に杭を作ってきました。
しかし、セメントには六価クロムなどの有害物質が含まれています。
よってセメント杭を施工することは、結果として地中に産業廃棄物を埋め込むことになります。
そのことにより懸念されるのが、土壌汚染や水質汚染。
更には将来的にはその補償の問題なども発生する恐れがあります。
また、将来その土地を手放したり家を解体する際に杭の撤去費用の負担などのリスクも発生します。
そういったリスクを解決するのが、自然石ベースの砕石のみを使用したHyspeed工法などです。
自然石ベースなので、当然100%自然素材。だから環境への負荷も非常に少なくて済みます。
将来的に撤去の必要もありません。
折角地盤改良するのであれば、より環境負荷が少なく、子や孫に負担をかけない工法を是非選んでほしいと考えます。
また、ビルダー選びの際にも六価クロム対策などを真剣に考えている会社を選びたいものです。

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追記、
先の震災後、液状化被害の多かった関東の湾岸エリアで、
このhyspeed工法で地盤改良を行った家が無事であったことが高く評価され、
TV番組「ガイアの夜明け」でも紹介されました。
砕石パイルが強く、そして液状化対策として非常に有効であることは、
震災の際に砕石パイルで地盤工事が行ってあったディズニーランドが被害が少なく、
来園者の避難場所として利用されたことからもご理解いただけるでしょう。